Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

やぶのうぐいす

藪の鶯

三宅 花圃

Lesen Sie 藪の鶯 (やぶのうぐいす) von 三宅 花圃 (みやけかほ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 31.356 Zeichen · 65 Bildschirme

Aozora Bunko

お茶の御ぜんを焚いたから。お肚がへったら。おむすびにでもしてあげようか。

葦「ナニ何もいらない」と帽子と弁当をほうり出す。

秀「オヤオヤいけませんネー。あたしはこのショールを一つあむと。糀町の毛糸屋へいってこないではなりませんから。いつものように机を出して一遍さらっておいで。そして今におしえて下さい。

葦「アア。姉さんもう来月はおとっさまの三年になるねえ。りっぱにしたいねえ配り物でもして。

秀「だって御生前の御知己でお配り物でもするようなおうちがあるといいけれど。お国から出ると一昨年去年と引き続いて。おとっ様もおっか様もおなくなりになるし。国には遠い親類もあるけれど。国へかえればおまえもあたしも。ほんとの無学文盲になるから。なんでもあたしが一生けん命になって。東京でお前をえらいものにしたいと思っていますから。そのつもりで勉強して下さいヨ。あの宮崎さんはいろいろおせわにもなるし。親切にお店ちんまでやすくして下さるから。御命日にはおはぎでもこしらえて。もっていってもらおうと思っています。

葦「アア。そうして宅の公債証書はどのくらいあるノ。

秀「そうネー。千五百円ばかりあります。