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Japanische Klassiker mit Furigana

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ろんごものがたり

論語物語

下村 湖人

Lesen Sie 論語物語 (ろんごものがたり) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 132.688 Zeichen · 266 Bildschirme

Aozora Bunko

豚を贈られた孔子

」

子路の睫毛には、その時、かすかに光るものが宿っていた。

孔子は、子路が帰ったあと、永いこと默想にふけった。そして、翌日からの大廟における彼は、従来の儀式の誤った点を正し、欠けたところを補い、終日謹厳そのもののような姿をして、祭官たちを指揮していた。

1 子曰く、学んで思わずば則ち罔(くら)し。思うて学ばずば則ち殆(あやう)しと。(爲政篇)

2 子曰く、吾甞て終日食わず、終夜寝ねず、以て思う。益無し。学ぶに如かざるなりと。(衛靈公篇)

豚を贈られた孔子

陽貨、孔子を見んと欲す。孔子見えず。孔子に豚を帰る。孔子其の亡きを時として、往きて之を拝す。諸に塗に遇う。孔子に謂いて曰く、来れ、予爾と言わんと。曰く、其の宝を懐きて其の邦を迷わすは、仁と謂うべきかと。曰く、不可なりと。事を従うを好みて亟時を失うは、知と謂うべきかと。曰く、不可なりと。日月逝き、歳我と与にせずと。孔子曰く、諾、吾将に仕えんとすと。――陽貨篇――

「なに? 陽貨からの贈物じゃと?」

孔子は、自分のまえに、台にのせて置かれた大きな豚の蒸肉を眺めて、眉をひそめた。

陽貨は、魯の大夫季平子に仕えていたが、季平子が死んで季桓子の代になると、巧みに彼を自家薬籠中のものとし、遂に彼を拘禁して、魯の国政を専らにしていた。