Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しんぺんうちあけのき

身辺打明けの記

宮本 百合子

Lesen Sie 身辺打明けの記 (しんぺんうちあけのき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.797 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

洋服は形がいろいろあって、それが着る人の性格を現わせるから好きです。気に入った洋装をしてみたいと思いますけれど、その機会がないので、この頃わたくしは和服ばかりです。家にいる時からして、筒ッぽの袖の広いのを着ています。着るものや持ちものについての趣味をいえば、例えば、一見して、帯とか傘とか羽織とか、それらの一つが際立って目につくというような拵えはいやです。そういういやな刺戟のない、全体がまとまった感じの身なりが好きです。けれども、そうはいっても、その場所とその人の装いとが合致していれば、人々個々のことはどうでもいいことです。

動物

好きなのは先ず犬、馬、牛――牛もミルク・カウェーもいいけれど、朝鮮牛も悪くないと思います。そのほか蛇や毛虫なぞにしても、たいして嫌いではありません。尤も、そばにいられてはいやですけれど、遠くから見るなら別段いやとも思いません。毛虫なぞ綺麗じゃありませんか。そういえば、どんなに綺麗な蛾にしても、灯のまわりを煩さく飛びまわられては嫌いです。嫌いといえば、何よりもたまらないのはノミ。

植物

わたくしは机上に年中花を絶やしたことがありません。