Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

めいしんかい

迷信解

井上 円了

Lesen Sie 迷信解 (めいしんかい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 48.601 Zeichen · 96 Bildschirme

Aozora Bunko

燐火のことにつき、『天変地異』に出でたる一話を紹介しようと思う。「ある人、世ふけて沼を渡り、ものすごく思いおりしが、たちまち青き火の近く輝くを見たるに、ようやくわが方に寄りきたれば、あしき妖怪の所業なりとひとりささやきながら行くほどに、これを捕らえんと思い立ち、急に歩みを進めければ、追うものありてのがるるがごとく、急に逃げ去り、われとどまれば彼もまたとどまり、われ行けば彼もまた行きて、わが動静をうかがいおるもののごとく、その様子われを軽蔑するように見ゆれば、われ大いに怒り、力を極めて追いかけ行きしに、たちまち消えて跡を失えり。しばらくありて葦を隔てて再び現出しければ、このたびは息をのみ身を潜め、間近くよりて急にこれを襲わんと決し、おもむろに進み寄りしに、火依然として少しも動く様子なし。ますます沈黙して火のそばに歩み寄り、急に手をあげて打ち落とし見れば、一片の燐化水素にて、なにも怪しげなるものなし。畢竟、前に逃げ隠れしは、自己の動きより空気を動かし、火もこれがために動きしものなるに、後のたびは静かに近寄りしゆえ、空気を動かさず、火もこれがためにその居所を動かさず、これを物にたとうれば、地水の面に浮かぶものあるを、にわかに水に飛び入りてこれを捕らえんとすれば、そのもの必ず水に促されて先の方へゆき、われ帰れ