Japanische Klassiker mit Furigana
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
Lesen Sie 迷信解 (めいしんかい) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 48.601 Zeichen · 96 Bildschirme
第一一段 日柄、縁起のこと
例えば、「一白の人の星は北方をつかさどり、三碧の人の星は東方をつかさどる、云云」と説きて方位の鑑定をするも、その信ずるに足らざることは説明するに及ばぬ。つぎに、天源術は易筮と九星とにもとづき、これと大同小異なるものにて、やはり五行の理に考え、人の生年月につきて判断を下すものである。つぎに、淘宮術は天源術より出でたるものにて、もっぱら十二支にもとづき、人の生年月によりてその資性、命運を判定し、もって治心の要法としたるものである。これらはいちいち弁明せずとも、元来五行の妄説にもとづきたる以上は、考うるに足らざることは明らかである。
第一一段 日柄、縁起のこと
方位のほかに暦日にも吉凶あるものと信ずるは愚民の迷いなるが、今日教育の普及せるにかかわらず、なおかかる迷信の依然として存するは、実に怪しむべきことである。暦日中に見るところの七曜、九曜、六曜のごときは、民間にて吉凶あるものとして伝うるところなるが、なかんずく六曜は多くの人に信ぜられておる。七曜の名目は今日の七曜のごとく日、月、木、火、土、金、水にして、その源は『宿曜経』に出ておる。この七曜に善悪吉凶の別ありとは、古来伝うるところである。