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Japanische Klassiker mit Furigana

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みちはしだいにせまし

道は次第に狭し

北大路 魯山人

Lesen Sie 道は次第に狭し (みちはしだいにせまし) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 5.091 Zeichen · 11 Bildschirme

Aozora Bunko

味が分らねば分らないなりに、やはり、好き嫌いがあり、嗜好があり、まるっきり打ち捨てたものでもない。

先日、ラジオで病人料理というものを放送していた。病人料理などというものは、いわゆる薬食いであるから、本来の意味での料理ではない。だが放送に当って、これがたいへん美味いものだから一般の人にも召し上がれる、という自画自賛の言葉が付け加えられていた。

私には異議がある。

この時の料理は、自然薯をゆで、別に枝豆もゆで、これを摺り潰してまぶし、多少の味をつけたものであった。言わば、自然薯のきんとんの外皮を体裁よろしく枝豆で色どったものである。青味が足りなかったら、菜を少し加えてもよい、というようなお愛嬌も加わっていたが、もちろん、どう考えたところで本格的な料理にはなっていない。それを一般の人が召し上がっても美味いと言う。

なんでも某大学の医学部かなにかの先生の放送だったから、美味いと言った人は、そこのお医者さんか栄養士であろう。いずれにしても低級な、若い話だ。それを原稿にして、そのまま放送したのであろうが、かかる連中は、本格的なものの味を知らないことが分る。