Japanische Klassiker mit Furigana
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ぎんがてつどうのよる
銀河鉄道の夜
Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme
めくらぶどうと虹
めくらぶどうと虹(にじ)
宮沢賢治
城(しろ)あとのおおばこの実(み)は結(むす)び、赤つめ草の花は枯(か)れて焦茶色(こげちゃいろ)になり、畑(はたけ)の粟(あわ)は刈(か)られました。
「刈(か)られたぞ」と言(い)いながら一ぺんちょっと顔(かお)を出した野鼠(のねずみ)がまた急(いそ)いで穴(あな)へひっこみました。
崖(がけ)やほりには、まばゆい銀(ぎん)のすすきの穂(ほ)が、いちめん風に波立(なみだ)っています。
その城(しろ)あとのまん中に、小さな四(し)っ角山(かくやま)があって、上のやぶには、めくらぶどうの実(み)が虹(にじ)のように熟(う)れていました。
さて、かすかなかすかな日照(ひで)り雨が降(ふ)りましたので、草はきらきら光り、向(む)こうの山は暗(くら)くなりました。
そのかすかなかすかな日照(ひで)り雨が霽(は)れましたので、草はきらきら光り、向(む)こうの山は明るくなって、たいへんまぶしそうに笑(わら)っています。
そっちの方から、もずが、まるで音譜(おんぷ)をばらばらにしてふりまいたように飛(と)んで来て、みんな一度(いちど)に、銀(ぎん)のすすきの穂(ほ)にとまりました。