Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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やみよのうめ

闇夜の梅

三遊亭 円朝

Lesen Sie 闇夜の梅 (やみよのうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.133 Zeichen · 44 Bildschirme

Aozora Bunko

ような音ばかりさせて、ポチャ/\/\と水をかけて手を洗い、何喰わぬ顔をして其の晩は寝てしまった。翌朝になると、お母さんが直に鳶頭を呼びにやって、右の話をいたし、一時粂之助の暇を取って貰いたいと云う。鳶頭も承知をして立帰った後で、

主婦「粂や、粂」

粂「へい」

主婦「あのお前のう、ちょいと鳥越の鳶頭の処まで行ってくんな、用は行きさえすれば解る………私がそういったから来ましたといえば解るんだよ」

粂「へい畏りました」

何だか理由は解らぬが、粂之助は直に抱の鳶頭の処へやって来まして、

粂「へい今日は」

鳶「いや、お上んなさい、宜いからまアお上んなさい、ずうっと二階へ、梯子が危のうがすよ、おいお民、粂どんに上げるんだから好い茶を入れなよ、なに、何か茶うけがあるだろう、羊羹があった筈だ、あれを切んなよ、チョッ不精な奴だな、折の葢の上で切れるもんか、爼板を持って来なくっちゃアいかねえ、厚く切んなよ、薄っぺらに切ると旨くねえから、己が持って来いてったら直に持って来な、宜いか、話の真最中はんまな時分に持って来ちゃアいけねえぜ」

トン/\/\と梯子を上って、