Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
と喰いません。仕方がないから誂えに往くと間もなくお椀に塩焼とか照焼が来ます。
権「気に入らないよ、妾はいやだよ、それより甘いものが嗜だから口取か何かありそうなものだ、見附けて来ておくれ」
下女「はい」
と下女が二度目に使いに参り、帰った時にポーンと酉刻が鳴ります、朝飯が夕六時でございます。是からお化粧に取り掛ります。すっかり髱や何かを櫛で掻上げて置いて、領白粉を少し濃めに附け、顔白粉を附けてから、濡れた手拭で拭い取ってしまいます。誠に無駄な事を致します。唇へ差した余りの紅を耳たぶや眼の間へ差して、髪を掻揚げてしまい、着物を着替えたりするとボーンと夜の亥刻になります。
権「ちょいと其処の三味線を取っておくれよ」
と、柱に倚掛って碌に弾けやアしませんが、忌アな姿になってポツ/\端唄の稽古か何かを致して居ります中に、旦那がおいでになります。是からお酒が始まるとボーンと子刻に成りますから、昼だか夜だか頓と分りません。それに引替えて今の権妻は権威が附いたのか、旦那の為に学問を為ようといって御勉強でございます。
五十一
さて橋本幸三郎は霊岸島から橋場へ通いますには何か托けなければなりません。