Japanische Klassiker mit Furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme
それに妻を養うかいしょがありません。今の私の心に描いている生活はどうも結婚生活とは調和しそうにありません。私は一概にお絹さんと結婚しないというのではありません。けれど今の私はそんなことをしてはいられない気がするのです。
私は一昨日尾道を無解決のままに放擲しておいて京都に来て西田さんに会いました。そして西田さんの話を聞いてまことに畏れ入りました。私はこれまでの私の生活やまた文壇の今の人々の生活などの虚偽と空虚とを衝かれました。そして恥ずかしくまた uneasy になりました。
私は西田さんは実に偉いと感服しました。この後は一燈園にとどまり、天香師を善知識として修業したいと考えます。お絹さんのことも詳細打ち明けて相談いたしました。そして天香師の勧告と私の熟慮の末、お絹さんをも一燈園に来るように勧める決心をいたしました。お絹さんはこのたびの騒動で病院は辞職しなければならず、パンにも苦しんでいる状態です。そしてどうしても私と別れる気がしないならば一燈園に来ればお金はなくとも天香師が引き受けて下さるのです。そして天香師のいわるるには、さきのことは神のほか知るものはない。