Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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がいこつとうのだいぼうけん

骸骨島の大冒険

山本 周五郎

Lesen Sie 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 16.922 Zeichen · 35 Bildschirme

Aozora Bunko

招待状来る!

招待状来る!

春田博士邸では、朝食で賑っていた。

「龍介もだいぶ色々な事件で働いてきたが、一番面白かったのは何だね?」

そういって博士は笑いながら、長男の龍介少年を見やった。龍介君は府立第×中学の二年生で、大変に頭の良い少年だった。

「そうですね、面白いか面白くないかと云うことでなしに僕が一番苦心したのは、やっぱりあの黄色金剛石の頸飾事件の時でしたね」

龍介は珈琲を啜りながら答えた。頸飾事件と云うのは、わが「譚海」の八月号に乗っていたので、皆様の内には覚えている方もあるでしょう。あの怪しい外国人、額にあざのあるヤンセンを向うにまわして、一騎討をした事件です。

「なる程――」博士は頷いて云った、「あの時は相手が、龍介に復讐をするためにやったのだからな。ところでヤンセンはあれから牢舎へ入れられたが、あの時いた混血児の少年はその後どうしたか分らないかね」

「分りません。しかし、いまにきっと現われますよ、奴はヤンセンの仇を討つために、どこかで僕を狙っているに違いありませんからね」

話している時、書生が入ってきて、

「龍介様にお手紙でございます」と手紙を渡した。

「誰からだろう?」