Japanische Klassiker mit Furigana
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がいこつとうのだいぼうけん
骸骨島の大冒険
山本 周五郎
Lesen Sie 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 16.922 Zeichen · 35 Bildschirme
麻酔剤を嗅がされて
「ふ――ん」龍介は壮太の話を聞きながら地図を見つめて深くふかくなにか考えはじめた。
「C・C・D潜水艦の行方不明……怪飛行艇……骸骨島……はてな?」
しかし、間もなく龍介は兎のように跳上った。
「分かったぞ※(感嘆符二つ、1-8-75) 分かったぞ※(感嘆符二つ、1-8-75)」
龍介は狂気のように電話へとびついたが、横須賀の鎮守府へかけて、駆逐艦二隻、飛行艇二台、すべて戦闘準備をして、すぐ出動できるようにしてくれと頼んだ。
「さあ壮太君、大襲撃だ※(感嘆符二つ、1-8-75) やつらを一網打尽にするんだ、大襲撃※(感嘆符二つ、1-8-75) 大襲撃※(感嘆符二つ、1-8-75)」
壮太は面喰って、何がなにやら、分らぬながら、駆逐艦だの戦闘準備だのと聞いてこれも跳び上りながら喚いた。
「さあ大襲撃だ、戦争だあっ※(感嘆符二つ、1-8-75)」
麻酔剤を嗅がされて
しかし一方潜水艦が発見された! 父が救助された! そう云う電話を聞いて、嬉しさの余、前後の思案もなく、迎えの自動車に乗って横須賀へ向かった文子は、どうなったか。
文子は唯、一時も早く父の無事な顔が見たいものと、そればかりが待たれて自動車の中でも、心を急いていた。