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Japanische Klassiker mit Furigana

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がいこつとうのだいぼうけん

骸骨島の大冒険

山本 周五郎

Lesen Sie 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 16.922 Zeichen · 35 Bildschirme

Aozora Bunko

ずずずずずんと云う響と共に駆逐艦二隻、四門の機関砲は、敵の機先を制して、一斉射撃を始めた。

敵もさる者、島影を小楯にとって、忽ち四五台の機関銃を持出し、豆を炒るような音を立てながら必死になって応戦し始めた。

その時、低空飛行をしていた一台の飛行艇から信号があった。※(始め二重山括弧、1-1-52)敵は島の背後より、太平洋に向かって、潜水艦に乗じて遁れ去らんとす※(終わり二重山括弧、1-1-53)「しまった」龍介はそう叫ぶと直ちに信号をかえした。※(始め二重山括弧、1-1-52)直ちに着水せよ※(終わり二重山括弧、1-1-53)。

飛行艇第百号は直ちに駆逐艦の傍に着水した。それにはあの拳骨壮太が乗組んでいた。

「やあ坊っちゃん早くして下さい。あれは確にC・C・D潜水艦ですよ!」

「よし。では艦長、骸骨島の攻撃はお任せいたします。殊によると島には僕の父や妹がいるかもしれません※(感嘆符二つ、1-8-75)」龍介は艦長にそう頼むと共に、ひらりと飛行艇に乗移って、空へと突進して行った。

「全員、総攻撃※(感嘆符二つ、1-8-75)」艦長はそう叫んで信号手を走らせた。