Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ぎょげんき
魚玄機
Lesen Sie 魚玄機 (ぎょげんき) von Mori Ōgai (森 鴎外) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.866 Zeichen · 20 Bildschirme
楼上遠山明。
珍簟涼風到。 瑶琴寄恨生。
君懶書札。 底物慰秋情。
玄機は詩筒を発した後、日夜温の書の来るのを待った。さて日を経て温の書が来ると、玄機は失望したように見えた。これは温の書の罪ではない。玄機は求むる所のものがあって、自らその何物なるかを知らぬのである。
ある夜玄機は例の如く、燈の下に眉を蹙めて沈思していたが、漸く不安になって席を起ち、あちこち室内を歩いて、机の上の物を取っては、また直に放下しなどしていた。やや久しゅうして後、玄機は紙を展べて詩を書いた。それは楽人陳某に寄せる詩であった。陳某は十日ばかり前に、二三人の貴公子と共にただ一度玄機の所に来たのである。体格が雄偉で、面貌の柔和な少年で、多く語らずに、始終微笑を帯びて玄機の挙止を凝視していた。年は玄機より少いのである。
感懐寄人
恨寄朱絃上。 含情意不任。 早知雲雨会。
未起蘭心。 灼々桃兼李。 無妨国士尋。
蒼々松与桂。 仍羨世人欽。 月色庭階浄。
歌声竹院深。 門前紅葉地。 不掃待知音。
陳は翌日詩を得て、直に咸宜観に来た。玄機は人を屏けて引見し、僮僕に客を謝することを命じた。玄機の書斎からはただ微かに低語の声が聞えるのみであった。