Japanische Klassiker mit Furigana
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
Lesen Sie 鳴雪自叙伝 (めいせつじじょでん) von 内藤 鳴雪 (ないとうめいせつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 192.693 Zeichen · 377 Bildschirme
となった。この時碧梧桐氏も退社して、終に現今の「日本及日本人」の俳句欄を受持つ事になった。尤もこの雑誌はその以前の日本人時代から私も俳句欄を担当していたのだから、改称して大雑誌となると共に、俳句欄は、私と碧梧桐氏と二人で各別に担当する事になって、保守主義欄と、新傾向欄とのあることは誰れも知る通りである。それから日本新聞の方の俳句欄は角田竹冷氏が担当する事になっていたが、同新聞は段々と昔の如く盛んならず、また竹冷氏も彼の世の人となってしまった。
そこでわれわれの俳句はどうかというに、子規氏の生前こそ、われわれ仲間も、大体の句風は統一されていて、一時碧、虚両氏が唱えた変調は間もなく跡を絶ったのであったが、段々と年を経るに随って、四方太氏の如きは全く俳句をやめるし、虚子氏は、写生的の文章専門となって、ホトトギスこそ経営すれ、俳句は全く擲つ事になった。それから碧梧桐氏は別に新傾向の句風を起す事になって、これに属する者に荻原井泉水氏、大須賀乙字氏などが出るし、また西京大阪辺でも、大谷句仏氏、水落露石氏等が響応し、なお碧梧桐氏が全国を巡遊するに至って、到る所にこの傾向を普及せしめた。