Japanische Klassiker mit Furigana
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かねも せんちへ いきました
かねも 戦地へ いきました
小川 未明
Lesen Sie かねも 戦地へ いきました (かねも せんちへ いきました) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 8.335 Zeichen · 17 Bildschirme
「勇ちゃんは しらない。あっちは 満洲だよ。」
「満洲は あっちなの。」
「いまごろ、白けいロシヤの 人たちは、きょうかいどうへ いって、かねを ならし、おいのりを して いるだろう。そして 満洲の 子どもたちは、いぬと いっしょに やぎを おって、くさはらを かけて いるだろう。」
「たっちゃんは、どうして しって いるの。」
と、あや子さんが ききました。
「ぼく、えいがで みた。」
「いって みたいな。」
「ひこうきに のれば、せかいじゅう どこでも いけるさ。」
「ぼく ひこうかに なろうかな。」
「わたし 女だから つまらないわ。」
たっちゃんは、にこにこ わらいながら、
「女だって 男と かわらない。南の あつい しまで、へいたいさんと いっしょに ジャングルの 中を 進軍して いるじゃ ないか。」
と いいました。
「そうね、わたしも 大きく なったら、かんごふさんに なろうかしら。」
三人は、めいめい おうちへ わかれて かえる ところまで きました。
「ぼく そのうち、こうじょうの りょうへ はいるかも しれない。あしたは おやすみだから、あそびに おいでよ。