Japanische Klassiker mit Furigana
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ジャックとまめのき
ジャックと豆の木
楠山 正雄
Lesen Sie ジャックと豆の木 (ジャックとまめのき) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 8.339 Zeichen · 17 Bildschirme
ぼく、もうくたびれて、ひと足もあるけないんです。」と、たのむように、ジャックはいいました。
「しかたのない子だね。じゃあ今夜だけとめてあげるから、朝になったら、すぐおかえりよ。」
こういっているさいちゅう、にわかにずしん、ずしん、地ひびきするほど大きな足音がきこえて来ました。それは主人の人くい鬼が、もう、そとからかえって来たのです。鬼のお上さんは、大あわてにあわてて、ジャックを、だんろの中にかくしてしまいました。
鬼は、へやの中にはいると、いきなり、ふうと鼻をならしながら、たれだってびっくりしてふるえ上がるような大ごえで、
「フン、フン、フン、
イギリス人の香がするぞ。
生きていようが死んでよが、
骨ごとひいてパンにしょぞ。」
と、いいました。すると、お上さんが、
「いいえ、それはあなたが、つかまえて、土の牢に入れてあるひとたちの、においでしょう。」といいました。
けれど鬼の大男は、まだきょろきょろそこらを見まわして、鼻をくんくんやっていました。でも、どうしても、ジャックをみつけることができませんでした。
とうとうあきらめて、鬼は、椅子の上に腰をおろしました。