Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

リギさんじょうのいちや

リギ山上の一夜

斎藤 茂吉

Lesen Sie リギ山上の一夜 (リギさんじょうのいちや) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.621 Zeichen · 14 Bildschirme

Aozora Bunko

”D※(ダイエレシス付きA小文字)mmerstunde“となっていた時もあり、”tr※(ダイエレシス付きU小文字)be Stunde“となっていた時もある。日出前の高原を場面として、(あるいは「黄昏」であって、日没後の余光ともおもう)左手に一人の女が石に腰を掛け、膝の上に両手を組んで眼を瞑っている。厚ぼたい衣を著て、頭には水色の巾をかぶっている。その女の前には鍋に何か煮てあり、それから白い蒸気が立ち、鍋の下に赤い火の燃えているところが画いてある。そのあたり一面は小石原で、石と石との間には草が生えている。セガンチニは、すべてそういうものをば種々の原色の顔料で、一筆一筆に盛りあげている。その丹念に拠って、絵に静さと厚みとが出来て来て、甘い感傷性と或る調和を保っていたのであった。女の右手には一匹の大きい斑牛がいて頸に鈴が附いている。あたかもいま吠えているところで、頸を延べ口をあいたままを画いてある。その牛の彼方向うには柵と牧場とがあって、一人の男が多くの牛羊を連出すところを段々と遠くに画いてある。その向うには既に峻峰が迫っており、左手には寂しい人家を画いている。