Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

Lesen Sie 丹下左膳 (たんげさぜん) von 林 不忘 (はやしふぼう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 340.187 Zeichen · 666 Bildschirme

Aozora Bunko

が、そうは問屋がおろさねえや。源的! こうしてピンピンしていらっしゃる左膳さまのめえに、手前、よくイケしゃあしゃあとそのあばたづらをさらせるな。たった今この乾雲の錆にしてくれるから、待ったはきかねえぞッ!」

縁にかけている源十郎は、鯉口を切った大刀を側近く引きつけてつめたく笑った。

「まあ考えても見ろ。貴様のいうことを真に受けて、テッキリお艶が隠れているものと信じ、おっとり刀で障子をあけたところが、かの、泰軒とか申す乞食がふんぞり返っておるではないか。仕方がないで、一刀をぬいて暴れぬいて逃げて参ったのだが、源十郎この年歳になるまで、きょうほど業さらしな目にあったことはない。恨みは、こっちからこそいうべき筋だ。左膳、いったい貴様は、お艶が夢八とか名乗って、やぐら下のまつ川から羽織に出ておるということを誰に聞いたのだ!」

「ウウム!」

左膳は、うなり出してしまった。

「てめえのほうにもそんな手違いがあったとしてみると、おれも手前に、そう強くは当たられねえわけだが……ハアテふしぎ! それより源の字、弥生が子恋の森の一軒家に住んでおると汝に話したのはだれだ!」