Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にかかいてんらんかいざっかん
二科会展覧会雑感
寺田 寅彦
Lesen Sie 二科会展覧会雑感 (にかかいてんらんかいざっかん) von 寺田 寅彦 (てらだとらひこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.491 Zeichen · 7 Bildschirme
来年を楽しみにしている。
横山氏の絵はかなりうまいと思うが、好きにはなれない。これは趣味の相違で仕方がない。この人の絵は、とにかく一通り行くところまで行って、行き止まっているような気がする。こういうたちの絵は、じきにそういう風になりやすい。一体に表現的な芸術はそうだろうと思う。絵を描くよりも、表現すべき自己を開拓する方の努力がもっと重大である。それがためには、しばらく絵筆をすてて物に親しむ事に多くの時を費やす必要がある。
海老原氏の変った絵がある。こういう種類の絵が、作者にどれほど必然であるか、が何時でも自分には分らない。例えばルソオなどという人はおそらく、ああいう絵より外の絵は描けなかった人だろうと思うが。――とにかく形式はルソオのようなところはあっても味はまるでちがうと思う。
田中豊三郎氏の人物二枚も随分変っている。しかしこの人のには、どこかしらこの人のオリジナルティがある。誇張したようなところにもどこか素直な、のびやかなところがあると思う。だんだんに善いところと悪いところを篩い分けて進むといいかと思う。
上山氏の「金魚と花」というのがある。