Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくはかくかいしかくあじわう

俳句はかく解しかく味う

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme

Aozora Bunko

この句の如きもその一例で、一つの流れがあって、その流れを臀をからげて渡りかけたのであるが、ふと下を見ると川底に生えておる藻に白い花の咲いておるのが目にとまった、そこでそれを水の上から覗いて見るというのである。夏川の涼しそうな澄み渡った水、藻の花の小さいながらもはっきりした花、それを中流に立ちどまって覗いている人の容子、それらがはっきりと目に浮ぶ。其角の句などとは大変な相違である。

上行くと下来る雲や秋の空    凡兆

これは秋の水蒸気の少ない空気の澄明な空の或現象を描いたもので、晴れ渡った青い秋の空にも少しばかりの白い雲がある。その雲もちょっと見ると唯一様に白い雲であるが、よく見ると上の雲はたとえば北から南に動きつつある、下の雲はそれと反対に南から北に動きつつある、上の雲は向うに行くような心持がすると、下の雲はこちらに来つつあるような心持がする、というのである。「行く」とか「来る」とかいうのは多少曖昧な言葉であるけれども、しかもそれにしても上層雲と下層雲とが反対の方向に動きつつある光景は、はっきりと受取れる、それに雲を描きながらも打ち晴れた秋の空の心持もはっきりと覗われる。