Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
やはり印象明瞭の句なることを失わぬ。
なが/\と川一筋や雪の原 凡兆
この句の如きも画のような句である。一面に雪が降り積っておるので、何処もかも真白いが、その中に一筋長く連って黒いものがあるのは川であるというのである。一面に白い胡粉で塗り詰めたような中に、一筋の黒い川の遠く流れている光景が実にはっきりとよく描かれてある。
藁積みて広く淋しき枯野かな 尚白
元禄時代、即ち芭蕉時代の作家で、印象明瞭な句を作る人は凡兆が一番であるが、この尚白という人なども、やはりその傾向の一人である。この句はちょっと油画などでよく見る光景で、冬枯の野に外にこれというものもない、稲を刈り取った田にところどころ積藁が残っておる、ここにも藁の山があれば、かしこにもある、それらの積藁を中心にして広々と見渡される枯野は、何処を見ても淋しい眺めであるというのである。やはり凡兆の句に劣らぬ印象明瞭の句である。
ほとゝぎす今日に限りて誰も無し 尚白
これは印象明瞭というほどの句ではないけれども、それでも其角の句のような疑わしいところは少しもない、判りやすい句である。ほととぎすが鳴いた。