Japanische Klassiker mit Furigana
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せいりょくのちゅうしんをぎかいにうつすべし
勢力の中心を議会に移すべし
大隈 重信
Lesen Sie 勢力の中心を議会に移すべし (せいりょくのちゅうしんをぎかいにうつすべし) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.243 Zeichen · 17 Bildschirme
元老が内閣更迭に集って相談するはこれが初めてであって、同時にまたこれが最後であろう。否、最後であるべきである。それがまた最も醜態を現した。もはや事実に於て元老の勢力なるものは無くなっているんである。彼等はいずれももはや自ら陣頭に立って大政の難局に任ずるに堪えざる人々である。堪うるならば、公然自ら衆目の表に立って責任の地位に就くが宜い。元勲会議に於て果してこういう議論があったか如何か。有って然るべきであるけれども、我輩は知らぬ。よんどころないから山県公自ら御やりなさいとか、大山公自ら御やりなさいとか、あるいは井上侯自ら御やりなさいとかいうものが起るべきであるけれども、起らぬ。あるいはかの人達の中にそういう説も出たかは知らぬけれども、とにかく、新聞の上には現れない。誰も自らその難局に当ろうというものが無くて、到頭病気の松方〔正義〕侯〔爵〕に大任を持って行った。到頭一週間の時日を費やした。松方侯が駄目で、山本権兵衛に持って行き、それも駄目で、平田東助に持って行く。段々廻り廻って、最後に到頭宮内官として宮中に在る桂〔太郎〕公〔爵〕に持って行き、公を起して内閣組織を命ぜらるる事となった。