Japanische Klassiker mit Furigana
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ほくとちょう
北斗帖
違星 北斗
Lesen Sie 北斗帖 (ほくとちょう) von 違星 北斗 (いぼしほくと) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.108 Zeichen · 9 Bildschirme
私の短歌
私の歌はいつも論説の二三句を並べた様にゴツゴツしたもの許りである。叙景的なものは至って少ない。一体どうした訳だろう。
公平無私とかありのまゝにとかを常に主張する自分だのに、歌に現われた所は全くアイヌの宣伝と弁明とに他ならない。それには幾多の情実もあるが、結局現代社会の欠陥が然らしめるのだ。そして住み心地よい北海道、争闘のない世界たらしめたい念願が迸り出るからである。殊更に作る心算で個性を無視した虚偽なものは歌いたくないのだ。
はしたないアイヌだけれど日の本に
生れ合せた幸福を知る
滅び行くアイヌの為に起つアイヌ
違星北斗の瞳輝く
我はたゞアイヌであると自覚して
正しき道を踏めばよいのだ
新聞でアイヌの記事を読む毎に
切に苦しき我が思かな
今時のアイヌは純でなくなった
憧憬のコタンに悔ゆる此の頃
アイヌとして生きて死にたい願もて
アイヌ絵を描く淋しい心
天地に伸びよ 栄えよ 誠もて
アイヌの為めに気を挙げんかな
深々と更け行く夜半は我はしも
ウタリー思いて泣いてありけり
ウタリーは同胞
ほろ/\と鳴く虫の音はウタリーを