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Japanische Klassiker mit Furigana

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じゅうはちじのおんがくよく

十八時の音楽浴

海野 十三

Lesen Sie 十八時の音楽浴 (じゅうはちじのおんがくよく) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 103.941 Zeichen · 210 Bildschirme

Aozora Bunko

自分で町をあっちへいったりこっちへいったりするため自動車のうえに乗り放しということにしておくよりほかに道がない。

だが今はそんなことはない。どんどん歩くことができる。それは代用臓器が、たいへん小さくなったことと、そして金属をつかわなくても耐圧性人造肉をつかえば軽くてすむこととなった。

「だから、ほら見てごらんなさい。わたしのからだを。すこしも変じゃありませんでしょ。そしてこんなに軽快にうごけますわ」

と、チタ教授は、フルハタの前で、まるでレヴュー・ガールのように四肢をふってうごいてみせた。

フルハタは、また新しい驚きにぶつかって目をみはらなければならなかった。

「すると、九百三歳のあなたは、やっぱり代用臓器のおかげでもって、そう永く生きているわけですか」

「もちろん、そうですわ」

「へえ、おどろいたですね。どこにその代用臓器があるのか、外からは分らないほどです。すると、ずいぶん代用臓器は、軽くなりもし小型になりもしたわけですね。だが、へんなこともあるなあ。チタ教授、あなたは私をからかっているのではありませんか」

「なぜ、そんなことをおっしゃるの。ちっともからかったりしていませんわよ」