Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
ところは、龜甲屋様と存じて根岸をお尋ね申した処、鳥越へ御転居に相成ったと承わり、早速伺ったら、いやはや意外な凶変、実に驚き入った事件で、定めて此方にも御心配のことゝ存ずるて」
由「まことにお気の毒な事で、何とも申そう様がございません、定めてお聞でしょうが、お宅へお出入の指物屋が金に目が眩れて殺したんですとサ」
玄「ふーむ、不埓千万な奴で……実に金が敵の世の中です、然るに愚老は其の敵に廻り逢おうと存じて出府致した処、右の次第で当惑のあまり此方へ御融通を願いに出たのですから、何卒何分」
由「はい、折角のお頼みではございますが、此の節は実に融通がわるいので、どうも」
玄「でもあろうが、お手許に遊んで居らんければ他からでも御才覚を願いたい、利分は天引でも苦しゅうないによって」
由「ハア、それは貴方のことですから、才覚が出来さいすれば何の様にも骨を折って見ましょうが、何分今が今と云っては心当りが」
玄「其処を是非とも願うので」
と根強く掛合込みまして、お由にはなか/\断りきれぬ様子でありますから、茂二作は一旦脱いだ羽織を引掛け、裏口から窃と脱出して表へ廻り、今帰った