Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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そうせきしとわたし

回想 子規・漱石

高浜 虚子

Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme

Aozora Bunko

一昨日東洋城が来た時は滅茶々々に四、五番謡いました。ことによったら謡を再興しようと思います。いい先生はないでしょうか。人物のいい先生か、芸のいい先生かどっちでも我慢する。両者揃えば奮発する。「虞美人草」はいやになった。早く女を殺してしまいたい。熱くってうるさくって馬鹿気ている。これインスピレーションの言なり。以上。

七月十七日金

虚子先生

○

明治四十年八月五日(同上)(封書)

一昨日御話をした「糸桜」という小説はいそがぬから私に見てくれといいますからあなたへは送りません。今日『東亜の光』という雑誌を見たら小林一郎(哲学の文学士)という人が、近頃漱石氏の名前が出るにつれて追々非難攻撃するものが殖えて来た。もう少し文学者は雅量がなくてはいかんとありましたが、どうですか。私は未だ非難攻撃という程な非難攻撃に接した事がない。何だか小林君の説によると迫害でも受けているように見えて可笑しい。漱石をほめるものが少なくなったのは事実であります。然しこれは漱石が作家として一般の読書子から認められたからであります。漱石をえらい作家と認めれば認めるほど世間は無暗にほめなくなる訳だと思います。