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Japanische Klassiker mit Furigana

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ずいひつ よせばやし

寄席囃子 正岡容寄席随筆集

正岡 容

Lesen Sie 寄席囃子 正岡容寄席随筆集 (ずいひつ よせばやし) von 正岡 容 (まさおかいるる) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 112.259 Zeichen · 222 Bildschirme

Aozora Bunko

まず犯人を逮捕せんと捕縄片手にいきまく刑事、お釜帽子も由々しき犯人、捕縛現場の赤前垂もなまめかしき料亭仲居と次々に扮したるいや果てが、水上たゆたと泛びたる女の生首。何しろ、じゃんこ面の見るもいぶせき男だけに、この生首、物凄しとも物凄し、いやはやぞっとおののきし記憶あり。百面相も数々あれど、かかるぐろてすくなるはまたとあるまじ。まずは他日の思い出までに一筆ここに誌すとなん。

寄席の都々逸

この頃は寄席にもいい音曲師がいなくなって、従って、いい都々逸も聴かれません。

震災前では、先代の文の家かしく、あの蟹のようにワイ雑な顔で、いつもきまって十年一日しゃっくりのまじる都々逸ばかりやりました。――※(歌記号、1-3-28)浅利、蛤やれ待て蜆、さざえのことから角を出し――というのが絶品だったといいますが、そういう文句や節廻しの記憶はなく、やはり、しゃっくりばかり。あとは、むしろ「蟹と海鼠」のとっちりとんが、あの顔にピッタリとしていて結構だったと覚えています。

歌六だの圓太郎だの鯉かんだの、その鯉かんはよく鶯茶の羽織をぞろりと着て、

※(歌記号、1-3-28)手に手つくしたおもとが枯れて