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Japanische Klassiker mit Furigana

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げんだん

幻談・観画談 他三篇

幸田 露伴

Lesen Sie 幻談・観画談 他三篇 (げんだん) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 80.544 Zeichen · 161 Bildschirme

Aozora Bunko

半井卜養という狂歌師の狂歌に、浦島が釣の竿とて呉竹の節はろくろく伸びず縮まず、というのがありまするが、呉竹の竿など余り感心出来ぬものですが、三十六節あったとかで大に節のことを褒めていまする、そんなようなものです。それで趣味が高じて来るというと、良いのを探すのに浮身をやつすのも自然の勢です。

二人はだんだんと竿に見入っている中に、あの老人が死んでも放さずにいた心持が次第に分って来ました。

「どうもこんな竹は此処らに見かけねえですから、よその国の物か知れませんネ。それにしろ二間の余もあるものを持って来るのも大変な話だし。浪人の楽な人だか何だか知らないけれども、勝手なことをやって遊んでいる中に中気が起ったのでしょうが、何にしろ良い竿だ」と吉はいいました。

「時にお前、蛇口を見ていた時に、なんじゃないか、先についていた糸をくるくるっと捲いて腹掛のどんぶりに入れちゃったじゃねえか。」

「エエ邪魔っけでしたから。それに、今朝それを見まして、それでわっちがこっちの人じゃねえだろうと思ったんです。」

「どうして。」

「どうしてったって、段細につないでありました。