Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

のだなア、仮令潰しにしても大したものだ、百両や二百両は堅いものだ」

みね「そうかえ、まア二百両あれば、お前と私と二人ぐらいは一生楽に暮すことが出来るよ、それだからねえ、お前一生懸命でおやりよ」

伴「やるともさ、だが併し首にかけているのだから、容易に放すまい、何うしたら宜かろうナ」

みね「萩原様は此の頃お湯にも入らず、蚊帳を吊りきりでお経を読んでばかりいらっしゃるものだから、汗臭いから行水をお遣いなさいと云って勧めて使わせて、私が萩原様の身体を洗っているうちにお前がそっとお盗みな」

伴「成程旨えや、だが中々外へは出まいよ」

みね「そんなら座敷の三畳の畳を上げて、あそこで遣わせよう」

と夫婦いろ/\相談をし、翌日湯を沸かし、伴藏は萩原の宅へ出掛けて参り、

伴「旦那え、今日は湯を沸かしましたから行水をお遣いなせえ、旦那をお初に遣わせようと思って」

新「いや/\行水はいけないよ、少し訳があって行水は遣えない」

みね「旦那此の熱いのに行水を遣わないで毒ですよ、お寝衣も汗でビッショリになって居りますから、お天気ですから宜うございますが、降りでもすると仕方がありません、身体のお毒になりますからお遣いなさいよ」