Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
と云われてお國は、此度こそ孝助がお手打になる事と思い、心の中で仕済ましたりと思っている処へ、金子が出て、孝助に謝まれと云うから残念で堪らないけれども、仕方がないから、
國「孝助どん誠に重々すまない事を致しました、何うか勘弁しておくんなさいましよ」
孝「なに宜しゅうございます、お金が出たから宜いが、若しお手打にでもなるなら、殿様の前でお為になる事を並べ立て死のうと思って……」
と急込んで云いかけるを、飯島は、
飯「孝助何も云って呉れるな己にめんじて何事もいうな」
孝「恐れ入ります、金子は出ましたが、彼の胴巻は何うして私の文庫から出ましたろう」
飯「あれはホラいつか貴様が胴巻の古いのを一つ欲しいと云った事があったっけノウ、其の時おれが古いのを一つやったじゃないか」
孝「ナニさような事は」
飯「貴様がそれ欲しいと云ったじゃないか」
孝「草履取の身の上で縮緬のお胴巻を戴いたとて仕方がございません」
飯「此奴物覚えの悪いやつだ」
孝「私より殿様は百両のお金を仕舞い忘れる位ですから貴方の方が物覚えがわるい」
飯「成程これはおれがわるかった、何しろ目出度いから皆に蕎麦でも喰わせてやれ」