Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

國「源さまこの印籠をお提げなさいよ、この召物を召せ」

と勧められ、源次郎は着物を幾枚も着て、印籠を七つ提げて、大小を六本し、帯を三本締めるなど大変な騒ぎで、漸々支度が整ったから、お國とともに手を取って忍び出でようとする処を、仲働きの女中お竹が、先程より騒々しい物音を聞付け、来て見れば此の有様に驚いて、

「アレ人殺し」

という奴を、源次郎が驚いて、此の声人に聞かれてはと、一刀抜くより飛込んで、デップリ肥って居る身体を、肩口から背びらへ掛けて斬付ける。斬られてお竹はキャッと声をあげて其の儘息は絶えました。他の女どもゝ驚いて下流しへ這込むやら、又は薪箱の中へ潜り込むやら騒いでいる中に、源次郎お國の両人は此処を忍び出で、何処ともなく落ちて行く。後で源助は奥の騒ぎを聞きつけて、いきなり自分の部屋を飛びだし、拳を振って隣家の塀を打ち叩き、破れるような声を出して、

源「狼藉ものが這入りました/\」

と騒ぎ立てるに、隣家の宮野邊源之進はこれを聞附け思う様、飯島のごとき手者の処へ押入る狼藉ものだから、大勢徒党したに相違ないから、成るたけ遅くなって、夜が明けて往く