Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

孝「至極御尤もなる仰せです、家内だけなれば違背はございません」

相「御承知くだすったか、千万忝けない、あゝ有難い、相川は貧乏なれども婚礼の入費の備えとして五六十両は掛ると見込んで、別にして置いたが、これはお前の餞別に上げるから持って行っておくれ」

孝「金子は主人から貰いましたのが百両ございますから、もう入りません」

相「アレサいくら有っても宜いのは金、殊に長旅のことなれば、邪魔でもあろうがそう云わずに持って行ってください、そこで私が細い金を選って、襦袢の中へ縫い込んで置く積りだから、肌身離さず身に著けて置きなさい、道中には胡麻の灰という奴があるから随分気をお付けなさい、それに此の矢立をさしてお出で、又これなる一刀は予ねて約束して置いた藤四郎吉光の太刀、重くもあろうが差してお呉れ、是と御主人のお形見天正助定を差して行けば、舅と主人がお前の後影に付添っているも同様、勇ましき働きをなさいまし」

孝「有りがとうございます」

相「何うか今夜不束な娘だが婚礼をしてくだされ、これ婆、明日は孝助殿が目出度く御出立だ、そこで目出度い序でに今夜婚礼をする積りだから、徳に髪でも取り上げさせ、お化粧でもさせて置いてくれ、其の前に仕事がある、此の金を襦袢へ縫込んでくれ、善藏や、手前は直に水道町の花屋へ行って、目出度く何か頭付き