Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
女中が俄にがた/\と慄えはじめて、ウンと呻って倒れ、何か譫言を云って困ると番頭がいうから、伴藏が女の寝ている所へ来て、
伴「お前どんな塩梅だ」
ます「伴藏さん貝殻骨から乳の下へ掛けてズブ/\と突とおされた時の痛かったこと」
文「旦那様変な事を云いやす」
伴「おます、気を慥かにしろ、風でも引いて熱でも出たのだろうから、蒲団を沢山かけて寝かしてしまえ」
と夜着を掛けるとおますは重い夜着や掻巻を一度にはね退けて、蒲団の上にちょんと坐り、じいッと伴藏の顔を睨むから、
文「変な塩梅ですな」
伴「おます、確かりしろ、狐にでも憑かれたのじゃアないか」
ます「伴藏さん、こんな苦しい事はありません、貝殻骨のところから乳のところまで脇差の先が出るほどまで、ズブ/\と突かれた時の苦しさは、何とも彼とも云いようがありません」
と云われて伴藏も薄気味悪くなり、
伴「何を云うのだ、気でも違いはしないか」
ます「お互に斯うして八年以来貧乏世帯を張り、やッとの思いで今はこれ迄になったのを、お前は私を殺してお國を女房にしようとは、マア余り酷いじゃアないか」
伴「これは変な塩梅だ」
と云う