Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
手を放しませんから、脇差にて一本々々指を切り落し、漸く刀を拭い、鞘に納め、跡をも見ず飛ぶが如くに我家に立帰り、慌しく拳をあげて門の戸を打叩き、
伴「文助、一寸こゝを明けてくれ」
文「旦那でございますか、へいお帰り遊ばせ」
と表の戸を開く。伴藏ズッと中に入り、
伴「文助や、大変だ、今土手で五人の追剥が出て己の胸ぐらを掴まえたのを、払って漸く逃げて来たが、おみねは土手下へ降りたから、悪くすると怪我をしたかも知れない、何うも案じられる、どうか皆一緒に行って見てくれ」
というので奉公人一同大いに驚き、手に/\半棒栓張棒なぞ携え、伴藏を先に立て土手下へ来て見れば、無慙やおみねは目も当てられぬように切殺されていたから、伴藏は空涙を流しながら、
伴「あゝ可愛相な事をした、今一ト足早かったら、斯んな非業な死はとらせまいものを」
と嘘を遣い、人を走せて其の筋へ届け、御検屍もすんで家に引取り、何事もなく村方へ野辺の送りをしてしまいましたが、伴藏が殺したと気が付くものは有りません。段々日数も立って七日目の事ゆえ、伴藏は寺参りをして帰って来ると、召使のおますという三十一歳になる