Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

のを待っていて、

良「施主が遅くって誠に困るなア、坊主は皆本堂に詰懸けているから、さア/\早く」

と急き立てられ、急ぎ本堂へ直りますると、かれこれ坊主の四五十人も押並び、いと懇なる法事供養をいたし、施餓鬼をいたしまする内に、もはや日は西山に傾く事になりましたゆえ、坊様達には馳走なぞして帰してしまい、後で又孝助、新五兵衞、良石和尚の三人へは別に膳がなおり、和尚の居間で一口飲むことになりました。

相「方丈様には初めてお目にかゝります、私は相川新五兵衞と申す粗忽な者でございます、今日又御懇な法事供養を成しくだされ、仏も嘸かし草葉の蔭から満足な事でございましょう」

良「はいお前は孝助殿の舅御かえ、初めまして、孝助殿は器量と云い人柄と云い立派な正しい人じゃ、中々正直な人間で余程怜悧じゃが、お前はそゝっかしそうな人じゃ」

相「方丈様はよく御存じ、気味のわるいようなお方だ」

良「就いては、孝助殿は旅へ行かれる事を承わったが、未だ急には立ちはせまいのう、私が少し思う事があるから、明日昼飯を喰って、それから八ツ前後に神田の旅籠町へ行きなさい、其処に白翁堂勇齋という人相を見る