Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
打ち連れ立ちて帰る。孝助は仮令如何なる災があっても、それを恐れて一歩でも退くようでは大事を仕遂げる事は出来ぬと思い、刀に反を打ち、目釘を湿し、鯉口を切り、用心堅固に身を固め、四方に心を配りて参り、相川は重箱を提げて、孝助殿気を付けて行けと云いながら参りますると、向うより薄だゝみを押分けて、血刀を提げ飛出して、物をも云わず孝助に斬り掛けました。此の者は栗橋無宿の伴藏にて、栗橋の世帯を代物付にて売払い、多分の金子をもって山本志丈と二人にて江戸へ立退き、神田佐久間町の医師何某は志丈の懇意ですから、二人はこゝに身を寄せて二三日逗留し、八月三日の夜二人は更けるを待ちまして忍び来り、根津の清水に埋めて置いた金無垢の海音如来の尊像を掘出し、伴藏は手早く懐中へ入れましたが、伴藏の思うには、我が悪事を知ったは志丈ばかり、此の儘に生け置かば後の恐れと、伴藏は差したる刀抜くより早く飛びかゝって、出し抜けに力に任して志丈に斬り付けますれば、アッと倒れる所を乗し掛り、一刀逆手に持直し、肋へ突込みこじり廻せば、山本志丈は其の儘にウンと云って身を顫わせて、忽ち息は絶えましたが、此の志丈も伴藏に与し、悪事をした