Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
て下されませ」
孝「全くそれに違いないか」
曲「へい、全く違えごぜえやせん」
相「あゝ驚いた、これ人違いにも事によるぞ、斬ってしまってから人違いで済むか、べらぼうめ、実に驚いた、良石和尚のお告げは不思議だなアおや今の騒ぎで重箱を何処かへ落してしまった」
と四辺を見※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)している所へ、依田豊前守の組下にて石子伴作、金谷藤太郎という両人の御用聞が駆けて来て、孝助に向い慇懃に、
捕「へい申し殿様、誠に有難う存じます、此の者はお尋ね者にて、旧悪のある重罪な奴でござります、私共は彼処に待受けていまして、つい取逃がそうとした処を、旦那様のお蔭で漸くお取押えなされ、有難うございます、どうかお引渡しを願いとう存じます」
相「そうかえ、あれは賊かい」
捕「大盗賊でござります」
孝「お父様呆れた奴でございます、此の不埓者め」
相「なんだ、人違いだなぞと嘘をついて、嘘をつく者は盗賊の始りナニ疾うに盗賊にもう成っているのだから仕方がない、直ぐに縄を掛けてお引きなさい」
捕「殿様のお蔭で漸く取押え、誠に有り難う存じます、何うかお名前を承わりとう存じます」