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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

のでしょうよ」

「左様ですか、並大抵のものなら斬ってしまいますが、あの若い方はどうも病身のようだから斬れまいねえ」

「ナニあれは剣術を知らないのだろう、侍が剣術を知らなければ腰抜けだ」

などとさゝやく言葉がちら/\若い侍の耳に入るから、グッと込み上げ、癇癖に障り、満面朱を注いだる如くになり、額に青筋を顕わし、きっと詰め寄り、

侍「是程までにお詫びを申しても御勘弁なさりませぬか」

酔「くどい、見れば立派なお侍、御直参か何れの御藩中かは知らないが尾羽打枯らした浪人と侮り失礼至極、愈々勘弁がならなければどうする」

と云いさま、ガアッと痰を彼の若侍の顔に唾き付けました故、流石に勘弁強い若侍も、今は早や怒気一度に面に顕われ、

侍「汝下手に出れば附上り、ます/\募る罵詈暴行、武士たるものゝ面上に痰を唾き付けるとは不届な奴、勘弁が出来なければ斯うする」

といいながら今刀屋で見ていた備前物の刀柄に手が掛るが早いか、スラリと引抜き、酔漢の鼻の先へぴかりと出したから、見物は驚き慌て、弱そうな男だからまだ引抜はしまいと思ったに、ぴか/\といったから、ほら抜いたと木の葉の風に遇った