Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

伴「成程、あの位訳のわかる幽霊だから、そう云ったら得心して帰るかも知れねえ、殊によると百両持って来るものだよ」

みね「持って来たらお札を剥しておやりな、お前考えて御覧、百両あればお前と私は一生困りゃアしないよ」

伴「成程、こいつは旨え、屹度持って来るよ、こいつは一番やッつけよう」

と慾というものは怖しいもので、明る日は日の暮れるのを待っていました。そうこうする内に日も暮れましたれば、女房は私ゃ見ないよと云いながら戸棚へ入るという騒ぎで、彼是しているうち夜も段々と更けわたり、もう八ツになると思うから、伴藏は茶碗酒でぐい/\引っかけ、酔った紛れで掛合う積りでいると、其の内八ツの鐘がボーンと不忍の池に響いて聞えるに、女房は熱いのに戸棚へ入り、襤褸を被って小さく成っている。伴藏は蚊帳の中にしゃに構えて待っているうち、清水のもとからカランコロン/\と駒下駄の音高く、常に変らず牡丹の花の灯籠を提げて、朦朧として生垣の外まで来たなと思うと、伴藏はぞっと肩から水をかけられる程怖気立ち、三合呑んだ酒もむだになってしまい、ぶる/\慄えながらいると、蚊帳の側へ来て、伴藏さん/\というから、