Japanische Klassiker mit Furigana
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じょうけい(あき)
情景(秋)
宮本 百合子
Lesen Sie 情景(秋) (じょうけい(あき)) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.323 Zeichen · 5 Bildschirme
右手に若い男二人こっち側、あっち側に緑郎
鶴「いとこさんがいるよ」
見ると、しきりに何か喋っている
一人がしきりにこっちを見ている、
やがて気がつく。笑う。やがて緑 帽子をぬぐ。(何か自然で、おとなしく しつけよい感じ)
鶴「あのひともこの頃顔がなかなかしっかりして来たね」
「うん、いろいろ書いてやっているからね」
林町の通りへ入ったら後から Head light、そうかな。こっち止る、うしろも止る。すると緑が出て来てドアを外からあけてくれる。そういうものごしの中にある スラリとして細かいところ。
秋の夕映
午後五時頃、
廊下へ出て見るとまるでつき当りの窓が赤い。
空を見ると
冴えた水色とすこし澱った焔のような紅色とが横だんだらに空じゅうひろがっている。何だか他の季節の夕やけのように光の暖みを感じられず 只色どりの激しさのみ感じられ、変に不安を刺戟されるような印象である。
その横まだらの空に 葉を半ば落したサイカチの梢がそびえている。
○十一月の或小雨もよいの午後四時。
暗いので部屋に灯がついている。
入った右手の安楽椅子のところに紀 ラクダ毛布を引かついで眠をぶっている。