Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

其の中にどん/\と路を走り、葉広山まで担いで駈上ります。折から雨がざあー/\と降出して来ましたが、その中をどん/\滑る路を漸々と登りまして芝原へおやまを引据えて、三人で取巻く途端、秋の空の変り易く忽に雲は晴れ、木の間を漏れる月影に三人の顔を睨み詰め、おやまは口惜いから身を慄わして芝原へ泣倒れました。

三十六

傳「おい姉さん、泣いたっていけねえ、おい、お前本当に今日斯う遣って担ぎ上げたのは酷い、盗賊勾引と思うだろうが、然うでない、実は旦那が又惚れたんだ、お前が籤をぽんと投付けて否だと云ったので、何うも堅い娘だ、感心だ、あんな女を女房に貰わないでは己が一旦口を出したのが恥だから、お父さんの帰った時はどの様にも詫をする……担ぎ上げたのは酷いが、話を為たいからの事だが、これから柳田の旦那の処へ行って……なに泊めやアしない、一寸彼処で酒の相手をして、な、否てえば仕方がねえ、私が中へ這入って旦那に済まねえ、済まねえから二人で腕を押え足を押えて居ても、否でも応でも旦那に思いを遂げさせなくちゃアならねえが、左様すればお前得心ずくでなく疵を付けられて、他へ縁付く