Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
又市は増長して無理に引付け、髯だらけの頬片をおやまに擦り付けようとする処へ、帰って来たは惠梅に山之助でございますが、山之助は気の毒だから後へ下る。惠梅は腹を立って、麁朶を持って二三度続けて殴ったから胆を潰して、
又「いや帰ったか」
梅「まことに呆れてしまって……おやまさん、さぞ腹が立ちましたろう、私も恟りしました、山之助さんにも誠にお気の毒で、お前さん何をするのだよ、おやまさんにさ」
又「誠に困ったなア、今御馳走が出たので一杯遣った処、つい酔うてそのな、酒を飲めば若い女子に冗談をするは酒飲の当り前だ、突然打ちやアがって、打たんでも宜いわ」
梅「おやまさんお腹も立ちましたろうが堪忍して下さいよ、私は少し云う事が有りますから彼方へ行って居て下さい、余まりやれこれ云って下さると増長するのでございますから、どうぞ其方へ……又市さん今の真似はあれは何だえ」
又「酔うたのだよ、酔うて居るから宥せと云うに……困ったね、突然打つとは酷い、疵が出来たらどうも成らん、みともないわ」
梅「何だえ今の真似は、ようお前幾歳にお成りだよ、命を助けたの何のと恩義に掛けて、あの娘が彼様に厭がる