Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
こと、殊に寒さは寒しするから、気の毒ながら来年の三月迄は御厄介じゃア」
又「へい有難いことでございます、毎日婆アともはア然う申して居ります、あなた方がお泊りでございますから、斯うやって米のお飯のお余りや上酒が戴いて居られる、こんな有難い事はございませんと云って、婆アも悦んで居ります、何うかなんなら二三年もおいでなすって下されば猶宜いと存じます、なんで此の山家では何もございませんが、鹿を一匹撃って参りまして調らえましたが、何うか鹿で一杯召上って、あの何ですかお比丘尼様は鹿は召上りませんか」
永「いや、何じゃ、それは何とも、まア一体は食われぬのじゃけれどもなア、旅をする中は仕方がない、却って寒気を凌ぐ為に勧めて食わせるくらいだから、薬喰には宜いわな」
又「左様でげすか、鹿は木実や清らかな草を好んで喰うと申すことで、鹿の肉は魚よりも潔いから召上れ、御婦人には尚お薬でございます……おい婆さん何を持って来て、ソレこれへ打込みねえ、それその麁朶を燻べてな、ぱッ/\と燃しな……さア召上りまし、此方の肉が柔かなのでございますから、さア御比丘様」
梅「有難う存じます、まア本当に斯う長くお世話に成りますとも思いませんでしたが、余り御夫婦のお手当が宜いから、つい泊る