Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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りょうりいっせきばなし

料理一夕話

北大路 魯山人

Lesen Sie 料理一夕話 (りょうりいっせきばなし) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.841 Zeichen · 18 Bildschirme

Aozora Bunko

て来ます。金なぞというものは、自分にも他人にも役に立つ使い方しなくては……。溜める一方では駄目ですよ。……それから、どうせ私どもはとか、われわれ階級はとか、直ぐみな言いますが、あれがそもそも悪いんですね。自分から卑下するなんて、そんな馬鹿なことがどこにありますか。あんなことを平気で言っているのを聞くと、腹が立って来て殴りたくなりますね。自分の尊いことを知らないで何が出来ますか。

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インテリの料理の話ほど当てにならぬものはありませんよ。O氏なんかこんなことを書いているんですよ。稲荷ずしのことなんですがね。「世の中にはふしぎなすしがある。酢を使わずにつくったすしがある」なんて、出鱈目も徹底しているじゃありませんか。K氏の本の中には「東京の料理屋はすっぽんを料理するには、すっぽんに布巾を銜えさせて、頭を引き延ばして首を落として庖丁する」などと書いてあるので、東京中の料理屋がみんなそんなことをしているかのように聞えますが、どこで見ておられたか知らないが、東京の料理屋には、そんなことをする家は一軒だってないだろうと思う。そんなことは、やはり、K氏がやられるくらいのものでしょう。