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Japanische Klassiker mit Furigana

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いちかわくめはち

新編 近代美人伝 (下)

長谷川 時雨

Lesen Sie 新編 近代美人伝 (下) (いちかわくめはち) von 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.172 Zeichen · 277 Bildschirme

Aozora Bunko

時代からの歌人で、

上京前に訪問したら、涙ぐんで、めいりこんでいて「伊藤が愛がないのでさびしくてしかたがない。高い崖の上からでも飛降りて死んでしまいたい」といっていたが、感情が昂じてこんな事になったのか、ある意味で白蓮さんはうたを実行されたのだ。

と語っている。

また、九条武子さんは、まあと大きな吐息をついて、

只今が初耳でございます、随分思いきった事をなさいましたねえ。あの方とは、昨年お目にかかりました後は、お互にちょいちょいゆき来はしておりますが、唯うたのお友達というだけ、それほど深い話もありません。先日も九州でおめにかかりましたが、それほど深いお悩みのあることは、素振にもお見せになりませんでした。御主人は太っ腹な、それは気持ちのいい方です。まさか短気なことは遊ばしはしませんでしょうね。お年もとり、御思慮も深い方ですが、どうなる事でしょう。

と、さすがに友達の身を案じて、じっとしてはいられぬという面もちだったとある。

博多中券の芸妓ふな子は二十歳で、白蓮さんに受出されて、おていさんという本名になって、伊藤家にいる。その女のいうのには、

※(「火+華」、第3水準1-87-62)子さんは、お父さまにつかえているつもりだといって、平生からさびしそうにしていたが、(私が)妾になったのもうけだされたのも、奥さまからなので