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Japanische Klassiker mit Furigana

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さるかにかっせん

日本の神話と十大昔話

楠山 正雄

Lesen Sie 日本の神話と十大昔話 (さるかにかっせん) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 36.605 Zeichen · 76 Bildschirme

Aozora Bunko

桃太郎は大きな鬼の背中に、馬乗りにまたがって、

「どうだ、これでも降参しないか。」

といって、ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう、押さえつけました。

鬼の大将は、桃太郎の大力で首をしめられて、もう苦しくってたまりませんから、大つぶの涙をぼろぼろこぼしながら、

「降参します、降参します。命だけはお助け下さい。その代わりに宝物をのこらずさし上げます。」

こう言って、ゆるしてもらいました。

鬼の大将は約束のとおり、お城から、かくれみのに、かくれ笠、うちでの小づちに如意宝珠、そのほかさんごだの、たいまいだの、るりだの、世界でいちばん貴い宝物を山のように車に積んで出しました。

桃太郎はたくさんの宝物をのこらず積んで、三にんの家来といっしょに、また船に乗りました。帰りは行きよりもまた一そう船の走るのが速くって、間もなく日本の国に着きました。

船が陸に着きますと、宝物をいっぱい積んだ車を、犬が先に立って引き出しました。きじが綱を引いて、猿があとを押しました。

「えんやらさ、えんやらさ。」

三にんは重そうに、かけ声をかけかけ進んでいきました。

うちではおじいさんと、おばあさんが、かわるがわる、