Japanische Klassiker mit Furigana
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きそがわ
木曾川
北原 白秋
Lesen Sie 木曾川 (きそがわ) von 北原 白秋 (きたはらはくしゅう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 25.659 Zeichen · 52 Bildschirme
僕、奇麗な銀のおしっこをしたよ」
「ふうん」とその父は乱れた髪の毛を石鹸で洗いかける。
実は宵の花火までの間を是非その子にも見学させて置きたいと思って、甥たちに連れて出てもらった。そこで土田まで電車で、香木峡から舟でこの父とおなじに、日本ラインを下って来たのであった。
「何でもよく見ておくんだ。今度来てよかったね」
「よかったね」
上ろうとすると、きさくな女中が大きな桃色のタオルを両手にふうわりとふくらまして来た。
「さあ、かわいいお坊っちゃん、お拭きしましょかなも」
「いやだ」という裸のを、きゅっとかき抱くようにする。逃げかかる。そうなると、いよいよ女中もかまって来る。「ね、いい子だなも、いい子」さあ小坊主怒るまいか「馬鹿野郎、こん畜生」爪で引ッ掻く打ってかかる、彼は彼で一個の独自の存在であり、個の人格として取扱われないかぎり、少くとも自尊心を傷つけられたと感じたろう。狂人が狂人としての待遇を受くればきっと怒る。おなじ心理で、幼児もあまりに幼くちやほやされると憤る。童謡の創作にもここはよほど注意すべきところだ。「うっちゃって置いてくれたまえ、自分で拭くから」