Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
んだから、お願いだから提灯を持って、車は此処へ置いてお前一緒に往っておくれでないか」
徳「へい、それは何処へでも往きやすがな、私にゃア………唯でさい歩き難い道だに、お前さん何処まで往くんだか知らねえが、困りますな何うも」
庄「だが好い塩梅に少し小降になった」
徳「えい大きに小降に成ったが、何うも降りやすね何うも………旦那去年の九月四日の晩も此様に降りましたな」
庄「うむ左様かなア、去年も降ったのだか覚えねえ」
徳「へん、降ったか覚えねえ、旨く云やアがる、妻恋坂下のね建部裏まで通りの客を挽いて往った時に、ぴしゃアりと提灯を切られた時に私ア胆を潰して、あの建部裏の溝におっこッちまった、好い塩梅に少し摺剥いたばかりでたんと負傷はしないが、泥ぼっけえ、寒くて仕方がねえから、夜明しに這入って酒え飲んで、転がっちゃった、処がその客は私ア縁が切れては居るが、かたづいている妹の亭主だ、それとは知らねえでおまはんから何うも………後は妹一人で仕様が無え、今では横浜へ往って居りやすが、何うも身上を大きくするくらいの奴は無理な算段でもって店を明けるような事が有ろうが、何うもへゝゝゝゝ、借財がまア多く有った