Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
この野郎が墨染という抹香(まっこう)くさい異名(いみょう)をとった訳を申し上げないとお分りになりますまいが、何も深い理窟のあるんではございません、異名だの綽名(あだな)だのと申すものは御存じの通り、その者の身体のうちか、あるいはまた言行のうちに一ヶ所の目安になるものがあって呼ばれるんでげす。勘太ッてえ奴も矢張(やっぱ)りそうなんで、脊中に墨染の文身(ほりもの)をしているからでございます。申すまでもないことでげすが墨染とはお芝居なんぞの中幕によく演(や)るあの関(せき)の扉(と)でげすな、大伴(おおとも)の黒主(くろぬし)が小町桜の精に苦しめらるゝ花やかな幕で、お芝居には至極結構なもので、何時(いつ)みても見飽のしないもの。此奴(こやつ)が何うしてお若さんを知っておりますかと申しますと、元大工でげすから晋齋のとこへ度々(たび/\)親方と共に仕事にまいり、お若さんが居なされたを垣間見(かきまみ)たんで、その嬋娟(あでやか)な姿に見とれ茫然(ぼんやり)いたして親方に小言をいわれていた。お顔を拝みまするたんびにぶるッぶるッと身ぶるいをして魂を失って仕舞いました。